つーた writes "Slashにどうつきあっていいのかわからないのはぼくだけでしょうか"
いいえ、たぶんみんなも同じです。Slashはパソコン通信の掲示板とは違うところが多いので、まず掲示板という先入観は捨てたほうがいいでしょう。mmmとの違いという観点での説明は、mmmを知らない新参者には全くわからないので、Slashのヘルプにはあえて書きませんでした。ここで少しmmmとの違いを説明してみます。
mmmとの違いといえば、記事/コメントは、mmmのベースノート/レスポンスに似ています。でも、記事だけでなくコメントにもレスポンスが書けるので、ある場合はコメントがベースノートのようになることもあります。記事を起点としてコメントがツリー状に広がっている図をイメージしてください。ハイパー×ハイパーです。
mmmには話題別に複数の掲示版がありましたが、Slashは基本的には単一の掲示板です。記事には話題別のアイコンが付いていますが、それは単に話題のカテゴリを示すだけで、その話題を扱う掲示板があるわけではありません。どの話題のカテゴリに属する記事も、単一の掲示板にあると考えてください。
Slashに未読チェック機能はありません。大勢のユーザーによって1日に投稿される記事とコメントの総量が、1人のユーザーが1日に読める量を超えたとき、未読チェック機能は無意味なものになるでしょう。日々投稿される記事とコメントの総数が少ないうちは、「記事の一覧」と「コメントの一覧」と自分の記憶に頼って未読チェックできるかもしれません。でも、そうすることを勧めているわけではありません。
もともとSlashはユーザーに膨大な量のメッセージをすべて読ませようとは考えていません。むしろそれぞれのユーザーが興味を持った話題から余分なものを省いて有用なメッセージだけを効率よく読めるようにすることを目指しています。とはいえ時間が無限にあるユーザーは、オプションを変更して100%読むことも出来ます。:-)
ユーザー登録すれば、mmmのスキャンリストのように自分がチェックしたい話題のカテゴリを選択して、それだけをトップのページに表示できます。現在のように各記事のコメント数が100に満たないようなら、記事のページにすべてのコメントを展開するようにオプションのデフォルトを変更することもできます。また、新しい記事がサイトに置かれたことを知らせるメールを受け取ることもできます。ユーザー登録すれば、自分用に変更できるオプションが多いことに気づくでしょう。多いことに辟易するかもしれませんが。:-)
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さて、蓮根ネットが Slashdot のように読みきれないほどギッシリ話題の詰まったサイトになるかどうかはわかりませんが、某巨大掲示版群のように読んでいて気分が悪くなるような雰囲気にはしたくないので、まあ良い選択かなと思います。
NOM